シロアリトラブル Q&A

建築後のお家の場合、シロアリ被害の有無によって工事内容が異なります。そのため、かかる時間も異なります。

シロアリ被害が進行している場合は、シロアリ根絶を目的とした駆除工事と、今後の新たな侵入を防ぐ予防工事の両方を実施します。
この場合、お家の大きさにもよりますが、約3時間かかることが一般的です。

シロアリ被害がまだ発生していないと判断できた場合には、今後の新たな侵入を防ぐ予防工事のみを実施します。
シロアリ予防工事にも2種類の工法がありますが、おおよそ約2時間〜4時間程度かかります。

お家の新築中に実施する一般的な工事では、床や壁などを設置する前に基礎部分や柱にシロアリ予防工事（薬剤散布）を実施します。
この工事は、住宅建築会社様に相談しながら工事しやすいタイミングを見計らって実施されます。お客様がお住いになる前に実施されるため、お客様へのご負担は少ないと思われます。なお、建築工程に合わせてシロアリ工事を実施するため、工事回数が複数回に分かれることもあります。

もう一つ、「ベイト工法」と呼ばれるシロアリ予防工事もあります。ベイト工法は、薬剤を混ぜた餌をお家の周辺（庭など）に埋め込み、それを食べたシロアリが巣に戻ることで巣ごとの駆除を狙う方法です。住宅新築後に万が一お家周辺にシロアリが住み始めても、ベイト工法があることで、シロアリの巣ごと駆除できます（お家への被害が起きない）。
お家（敷地）の広さにも寄りますが、工事にかかる時間は約2時間です。